好きを仕事にするかさこ塾生インタビュー!人と自然をつなぐ、子供から大人まで楽しめる登山ガイド・原口剣太郎(ぐっさん)さん(東京)


・今、どんな仕事をしていますか?
登山のガイド。日本アルプスや尾瀬を中心に日帰りのハイキングから
山小屋泊まりの本格的縦走などの企画立案や引率をしています。
時々環境調査会社からの依頼による、動植物の調査や保護活動、
研究のお手伝いもしています。
さらに時々、海外の山々の案内、コーディネートも出来ます。

・今の活動(仕事)に出会った、もしくは始めたきっかけは?
大学生の時に始めた登山で見た景色に感動して、
山に関係した仕事に携わりたいと漠然と思いました。
山小屋従業員やアウトドアショップ店員、等々
いくつかアウトドア関連の仕事を調べた結果、
自然を案内する山のガイドという仕事があることを知り、
登山専門の旅行会社に就職。12年勤務の後、
長野県松本市を拠点にフリーランスとして2012年12月独立。現在に至る。

・今の活動(仕事)をしていて楽しいことは?
「登れないと思っていた山に登れた」
「自然の見方が変わった、楽しかった」という感想を頂いたとき。
朝日や夕焼けの二度と再現できない景色(瞬間)に立ち会えたとき。

・今の活動(仕事)の大変な点は?
体力的に、コースとお客様の技量が合わず、
サポート(歩けなくなる、荷物をもつ)が大変。
精神的に、予定していた仕事が天気の都合ではなく、
依頼主(主に旅行会社)の集客の都合でなくなり、
補填がないこと(リカバー出来ない場合が殆ど)。

・今の活動をお金にするために苦労したこと、工夫したこと。
ガイドの技量や知識を上げることと、自分を知ってもらうことは両方必要で、
並行して行う必要があり、日々試行錯誤です。
少々のことでは慌てない自信がつくまでに何度も同じ道を歩きます。
自信を持つために反復を欠かさない根気が求められます。

・今の活動(仕事)をするようになってから自分の心境の変化はありましたか?
会社員を辞めて、フリーランスになってからという意味では、
一つ一つの行動や言葉遣いや振る舞いに意味(意義というか理由づけ)を
見出すようになった。それまでは、「なんとなく」
(そんなつもりはなかったが)だったと思う。
改善の余地がまだまだありますが。一発勝負の気合が入るようになった。

・今の活動(仕事)をするようになってから周囲の反応は?
情報収集力と発信力が増したと言われることがしばしば。

・どんなお客さんが多いですか?
個人ガイドのお客様(20代〜70代)、
旅行会社が集客したお客様(20代〜70代)、
学校登山の引率(小学生、中学生)。
男性約3割、女性約7割。

・どんなお客さんに自分のサービスや商品を利用して欲しいですか?
これから登山を始めたいというビギナーの方、
通常のコースに比べてゆっくりと自然を味わいたい
(地元の特徴や文化的な側面も合わせて)という希望を持っている方と
知り合いたいです。難しいことは横に置いておいて、
ただただ自然を味わいたいという目的もOKだと思います。

・今の活動(仕事)をしていて一番嬉しかったことは?
原口さんに連れられた登山がきっかけで、
今も登山を続けていますと何年かしてから声をかけて頂いたこと。

・今の活動(仕事)をする上で、参考になった本やサイトなど。
『ノマドライフ』朝日新聞出版社/本田直之
こんな生き方、働き方が可能なのか思いました。
当時、退社を決めていた状況で読みましたので、
「これでやれるぞ(やるんだ)」という感想でした。

星野道夫さんの各書籍や写真
野生動物が生き生きと切り取られ、
文章は平易だが深い洞察と示唆に富んでいて
内側に持っている(隠れていた)様々な感情が呼び覚まされる。

・今後どんなことをしていきたいですか?
これから登山を始める人たちのきっかけになるような仕事。
異業種とのコラボ(ex.ダイエット×ハイキング、セラピー×登山、婚活×キャンプ等々)。
親子で楽しむ自然体験。
山のガイドという仕事を広く認知してもらうための活動。
災害時に役立つアウトドアテクニックやノウハウを伝える活動
(個人的な研究がかなり必要)。
1年に1ヶ月連続で休むこと(その間は海外のトレッキングや
登山などまだ見たことのない景色を見に、
異文化体験(人との出会い)に行こうと思っています)。
サッカーが趣味なので、出かけた場所でボールを蹴って交流したいです。

・セルフマガジンの申し込みフォーム
原口剣太郎 セルフマガジン「山が好き vol.1」
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・最後にアピールしたいことがあれば一言
山は「自然」「歴史」「文化」「思想」「交流」「挑戦」などなど
様々な切り口で楽しめます。心身ともに
学び鍛えられる山というフィールドを体験して下さい。

ブログ
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